ポルトフィーノ(2008/02/12)
父 クロフネ
母 エアグルーヴ(母の父 トニービン)
角居勝彦厩舎
2戦2勝 エルフィンS勝ち
あえて、書いてなかったポルトフィーノ。何故なら管理人の今年のPOGドラフト1位だから・・・。私情を挟んではいけないと思い過ぎていたのかも。
さて、母エアグルといえば故障が多くてねぇ。と、ザサンデーもPOG期間は新馬戦後に骨折。復帰後に勝ち上がるもまたもや骨折。サムライハートも新馬戦後に骨折。ソニックグルーヴは未デビューと順調さを欠きますねぇ。本馬も札幌2歳Sを前にして筋肉痛で回避。
人間だと筋肉痛なんてすぐに回復なんですが、4ヶ月かかってやっと復帰となりました。復帰戦は2番手追走から途中で先頭になって押し切り勝ち。新馬戦も逃げ切りでしたから、この2戦は結果的に勝ったということ以外はレースの中身的な評価は難しいですね。タイムでは計れない感じ。
単純な血統面を言えば、父クロフネ、母父トニービンは中距離ダート馬の傾向が強く、フラムドパシオンなんかもPOGファンの印象としては良く残ってるかと思います(UAEダービー3着)。他の同一配合も同じような感じですね。
ポルトフィーノ自身も前脚の捌き方や体形からもダートはそこそこ走りそうですが、ま、春に限って言えば、血統やクラブ馬という点からもクラシック路線でしょうね。
今後で気になるのはトライアルをどうするのか?という点と、オークスなのかダービーなのかという点。同じ厩舎にトールポピーが居ますからね。トールポピーが1800デビューの2000m勝ち上がり。500万下も1800mを使っていたりと、桜花賞次第ではダービーなんじゃないかと思ったり。
そうなればポルトフィーノには3世代オークス制覇の偉業がかかりますね。去年のオークスのように瞬発力勝負のレース展開になれば、距離はこなせるとは思うんですけどね。オークスなんて例年そうだし。
トライアルは普通にチューリップで激突もありかなと思ってます。トールポピーは休養明けですし、叩きの意味合いからかならず使ってくるだろうし、ポルトフィーノも賞金的に安全圏に入るには出ておきたい。
両者のどちらかが譲るとは思えないです。
今年は牡馬が混戦状態で牝馬は強そうな馬がチラホラと。コレは去年と同じような展開ですかね?