キングスエンブレム(2007/11/08)
父 ウォーエンブレム
母 スカーレットレディ (母の父 サンデーサイレンス)
石坂正厩舎
1戦1勝
2007年11月4日に京都2000m新馬戦でデビューし、単勝150円の圧倒的1番人気に応えて新馬勝ちしました。2005年度産のウォーエンブレムとしては4頭目の勝ち上がりですね。
レース内容は直線を向いた段階で前をいくグローリーシーズと競り合って、最後は力の差を見せ付けるような勝ち方。
兄はサカラートにヴァーミリアンとダート馬ですが、父がアフリートのサカラートはともかく、エルコンのヴァーミリアンは2歳、3歳時は芝でそれなりの成績を残しています。母と祖母がダートしか勝っていないのが、やや気になりますが、レース後の武豊のコメントを信じれば芝でもやれるということでしょう。
父ウォーエンブレムはPOGをやってる方ならご存知の牝馬嫌い種牡馬で、1番登録数が多いといわれている今年ですら33頭しかいません。しかし、昨年の登録馬の4頭は全て勝ち上がり。芝の1800m前後での活躍もさることながら、ダートでもある程度の活躍が出来る万能型の種牡馬を言えるでしょう。
デビューが芝の2000だったことからもクラシックを期待して、今後はラジオNIKKEIあたりに向かうと思われます。
管理人個人の意見としては、大物という程ではないと感じました。どスローから手応え抜群で追った割にはキレが平均的。相手が弱かった事からもある程度セーブした内容だったのかもしれませんけど。
ただ、石坂厩舎だけに、いいレース選択をしてくるだろうしG1出走までは行く気がしますね。おそろしや。