オディール(2007/11/01)
父 クロフネ
母 キュンティア(母の父 Darshaan)
橋口弘次郎厩舎
3戦1勝 2着1回
母はG1 2着のキュンティア。母は現在でいうところの、阪神JFを2着したものの、通算2勝。繁殖後は子宮炎に悩まされて本馬が初仔です。母キュンティアは1400~1600という感じの短距離馬。父もクロフネであることから、距離の壁は確実にありそうです。母の父Darshaanも母父としては短距離馬に出る傾向が強いです。高松宮記念を勝ったサニングデールなんかも母父Darshaanですね。
デビュー戦は武豊騎乗で1番人気もエイシンパンサーに屈し、3戦目となった、先日のりんどう賞でも快速娘エイムアットビップに負けていますが、安定した差し足はなかなかのモノ。特にりんどう賞では、出遅れ気味から、最後はエイムアットビップに2馬身まで詰めました。
相手が余裕の直線だったとはいえ、タイムの21秒台も十分ですし、休養明けだった点や、道中の順調さを欠いていた点からも、次はエイム相手には逆転まで期待でしょう。ファンタジーSは同じ1400mでも外回りですからね。ただ、他にも強いのが居ますけど。
ジョッキーは残念ながら、武豊がドリームローズに騎乗するため、今回はアンカツ。ちなみに前走が上村なのは、武豊が騎乗停止だったからで、当初の予定では武豊でした。直前の追い切りでアンカツさんが手ごたえをつかんだようなので、ここは1発お願いしたいところです。
エイムアットビップとビーチアイドルの先行争いを捕らえて、ドリームローズ、マイネルーツェルの強襲を凌ぐ。そんなシーンを期待しています。