プラティコドン(2008/03/27)
父 ダンスインザダーク
母 サンタムール(母の父 Danzig)
池江泰郎厩舎
1戦1勝
今年度、絶好調のノースヒルズ産から期待の新馬勝ちが今週登場。 フラワーカップ案もありましたが、結局先週は出てこず、フリージア賞になりました。中京の2000mですね。
デビュー戦は2番人気ながらも、逃げからの楽勝。新馬で武豊が良く乗る乗り方でした。折り合いや走りからは距離延長もOKっぽいですが、1600⇒2000ときましたか。
簡単に血統を見ると、祖母が名牝のアンブロジンですね。ノーリーズンやグレートジャーニーの母といえば、わかるでしょうかね。つまりプラティコドンは皐月賞馬の姪っこって事ですね。
ただ、血統構成は母の父がDanzigであることから、ノーリーズンやグレイトジャーニーとは別物と考えた方が良さそうです。まず気になるのが、インブリードが濃いですw。母方に内包してる血統はいいとして、ノーザンダンサーの4×3に、レイズアネイティブの5×4ですか。
これが上手く距離延長に生きると良いんですけどね。アンブロジン自体がナスルーラのクロス持ちですので、気性面も少し心配。1戦目が折り合ったとは言え、逃げ切りですからね。次のレースは距離延長で更に気になるところですね。調教駆けするのも、気性を考えるとやや心配ですね。
なんか他でも書いた気がしますが、父がダンスだから距離が伸びて良いというのは一概には言えないと思います。特に母方が距離持ちづらい血統構成なので。。。
馬主はノースヒルズの前田さんの弟の方。弟さんというとラティールくらいしか知らないんですが、どうなんですかね。今年、ノースヒルズ生産馬は絶好調ですが、その勢いに弟さんも乗れればいいんですが。。。
調教師の池江パパが全国リーディング中ですし、ここは勢いで乗り切ってオークスに名乗りをあげたいところですね。
レースの観点でいうと相手は前走が覚醒した感じのあるカイゼリンと、久々も好素材のビギンマニューバーあたりでしょうか。って、いま出馬表みて知りましたがローカルの鬼の中舘なんですね。こりゃ小鮫(カイゼリン)やアンミツ(ビギン君)では歯向かえないか・・・
裏開催の中京ですが、騎手、生産牧場、調教師、馬主と好調な組み合わせですねぇ。
おまけ:G3なのにとりあげなかった毎日杯ですが、阪神1800mで流れが読みづらいですね。能力的にはロードバリオスは評価してるんですが、ローテがイマイチ。ということで、ここはサブジェクト<‐>ディープスカイを本線に狙いたいと思います。ヤマニンキングリーは騎手がなぁ。という感じ。こちらも力はあるとは思うんですけどね。サブジェクトは皐月賞本番でねらい目かなと思ってるんで、ここはあっさり通過しておいて欲しいもんです。負けて本番は人気薄とか要りませんので。穴は、まだ見限れないオリエンタルロックで。