レーヴダムール(2007/12/3)
父 ファルブラヴ
母 レーヴドスカー (母の父 Highest Honor)
松田博資厩舎
2戦1勝 阪神JF2着
阪神JF2着馬のレーヴダムールです。最後はいい脚でつっこんできましたが、勝ち馬トールポピー(池添)との差は現時点では鞍上の差ですね。こちらは藤岡佑介ジョッキー。マイルCSも2着と惜しい競馬ですが、G1はまだ勝たせてはくれないようですね。マイル前後は結構乗れてる人だとは思うんですけどね。
さて、兄ナイアガラは父ファンタスティックライトでPOG期間はやや裏街道も3勝馬。本馬は父がファルブラヴで、兄よりはスピードが重視された形でしょうか。母は芝の2000~2400mを10戦使われて1勝。なぜかその1勝がG1なのです。小頭数の多いフランスならでわですかね。ただ、その後もG1で2着を3度。フランスオークスも4着と、その能力は疑うべきものではありません。母の父 Highest Honorってダビスタのスピードニトロ馬みたいな配合ですね。
で、血統的には、思いっきりヨーロッパ血統ですが、そこは世界を転戦したファルブラヴの適応性でしょうか。大成功している2007年度を象徴するような馬がG1で登場しました。
ファルブラヴは勝ち上がり率も良いですが、その後のクラスでもやれることを本馬が証明しましたね。トライアルの内容次第でしょうけど、桜花賞の有力候補でしょう。トールポピーが距離適正(+角居が狂う)の関係で皐月賞参戦でもしようものなら、桜花賞の1番手になってもおかしくない素材ですね。
阪神JFの2着は確かに悔しいですが、1勝馬で収得賞金に不安がある事を考えれば、これでレース選択は楽になりましたね。
兄ナイアガラがセレクト6200万で金子馬。本馬がクラブ募集価格2800万のサンデーレーシング。サンデーRの会員にとっては、牝馬とは言えおいしい指名ですね。ただ、POGの観点でいえば、、、、私は指名できませんでした。指名された方は、こんな賞金では物足りないでしょうから、来春まで待ちきれないくらいでしょうね。
ちなみに似たようなヨーロッパ系の母にファルブラヴでアイアムラヴィングがいるんですが、対照的にこちらは今週放牧です。管理人指名馬だったり(涙)
POGは難しい。