アステリオン(2004年産 牝 松田国英厩舎)
父 フレンチデピュティ
母 フサイチエアデール(母の父 サンデーサイレンス )
POG成績 3戦0勝(最高順位 5着)
通算成績 6戦0勝
ぐあぁぁぁぁぁ。私のドラフト1位ぃぃぃー
というのはおいといて、2004年度の激痛度1位のアステリオン君です。
全姉ライラプスがPOG期間3勝、重賞1つ、オープン1つ、重賞2着1回とPOG馬としては上々の成績で、半兄のフサイチリシャールが朝日杯勝ち含む4勝、重賞2着も2回と素晴らしい成績。
そりゃぁ、人気になりますわな。青本で丹下POG大魔王が、かなりお勧めしていた段階で、嫌な予感がした人も多かったと思うが、その通りとなった。
当初は秋デビューだったが、こずみが出て年明けデビューに変更。デビュー戦がダートだった時点でこりゃクラシックはねーなと、私の夢も消えた。「フレンチだから、確勝させるためじゃない?」との噂もあったが、それは私以上に夢見ていた人の儚い心の叫びだったようだ。なむー
今だから言うが、同じ母で重賞勝ち馬を3頭以上輩出することは並みではない。私の記憶はここ15年くらいしかないので、その範疇でいうと
ハッピートレイルズ
ケイティーズ
パシフィカス
ローザネイ
ベガ
ダンシングキイ
くらいか?調べるともう少し居るかも?フェアリードールもか。ビーポジティブを重賞とカウントしたらの話だが。
で、何がいいたいかというと、これらの母も3年連続で重賞勝ち馬は出していないということ。ベガが1番惜しくて、ベガは3連続では輩出しているのだけれども、年次としては98年産の子が不在で3年連続じゃない。
ということで、アステリオンには3年連続の期待がかかっていたのですが、2007年9月2日のブービー負けを最後に引退した模様です。
最後までダートを使われていた事と思うと、フレンチのゴツゴツとした堅い面が出てしまったんですかねぇ。その後は無事というか予定通りというか、繁殖に上がったようなので、よい子を期待してます。
尚、3年連続重賞勝ち馬は出ないという点を教訓にアドマイヤテンカは指名しなかった人も結構いるんではなかろうか。テンカの冥福は祈りつつも、ジンクスはあったなと思う。