9億円馬ミスターセキグチが引退、種牡馬入り
04年の米国セールにて800万ドル(約8億8000万円)で落札され話題を集めていたミスターセキグチ Mr.Sekiguchi(牡4、米・B.バファート厩舎)が、来年から米・ケンタッキー州のヒルンデイルファームで種牡馬入りすることがわかった。種付料は5000ドル(約57万円)の予定。
ミスターセキグチは、父Storm Cat、母が00年ドッグウッドS(米G3)勝ち馬Welcome Surprise(その父Seeking the Gold)という血統の米国産馬で、伯父にA.P.Indy(BCクラシック-米G1)などがいる良血馬。04年9月の米キーンランドイヤリング(1歳馬)セールでは、1歳馬としては史上4番目、同セールではレコード価格となる800万ドルで落札されていた。
“フサイチ”の冠名で知られる関口房朗氏の所有馬として、06年2月18日にデビュー。初戦は2着に敗れたが、4月8日のメイドン(ダート6.5f)で初勝利。その後長期休養を経て、今年3月2日のアローワンス(ダート7f)で2勝目を挙げていたが、頸骨の負傷により復帰は叶わなかった。通算成績4戦2勝。
netkeibaより
1600頭でチャラ。
母ウェルカムサプライズの800万ドル馬。同時期に森厩舎のフサイチギガダイヤを340万ドルで購入しており、合計1140万ドル。まーフサイチペガサスで7000万ドル稼いでいると思えば安いもんか。
ミスターセキグチという名の本馬は4戦2勝。引退後は当然シンジケートも無く、5000ドルの種付け料の予定だそうな。800万ドルを種牡馬生活だけで回収するには1600頭につけないと駄目なわけで、年100頭で16年か。
ありえないな。ただ、父 StormCatは血統としての価値は高そうなので、1頭熱い馬を輩出できればといった所か。
ちなみに日本ではStormCatは驚くほど走らないため、POG的にはもし日本に来たとしても回避したほうが良さそうだ。話題にすらならんかもしれんが。
POGにおけるフサイチの激高馬 危険度★★★★★★★★★★(管理人の勝手な5段階評価)
200%ってことだ。