キャプテントゥーレ(2007/10/10)
父 アグネスタキオン
母 エアトゥーレ(母の父 トニービン)
森秀行厩舎
3戦1勝 3着1回 未勝利勝ち 野路菊S3着
母エアトゥーレはG2勝ちの6勝馬でフランスG1モーリスドギース賞の2着。(正直、森厩舎でなければ海外G1に挑戦なんてしてなかったと思う。)
モーリスドギース賞は同じ森厩舎が1998年にシーキングザパールで勝った芝1300mのG1ね。母の成績は1600m以下に集中していて、ベスト距離は1400mっぽい。
1つ上の半姉アルティマトゥーレは3戦2勝。父はフジキセキ。こちらも2勝が共に1400m。
社台ファームの繁殖として期待値の高いエアトゥーレの2番子で父アグネスタキオン。POGドラフトにおいては「はずれ1位」くらいのポジションか。デビュー戦は新馬にしてはハイペースに巻き込まれてか、見事な逆噴射。未勝利は自分でペースを作って、道中スローに落としての勝利。3戦目は8頭立てを4コーナー後方から差しての3着。1、2着馬とは差し比べて負けましたが、5,6着かな?という位置から3着まで追い込んだラスト50mは見ごたえありでした。
ちなみに使われているのは全て1800m。上に書いた半姉や母的にはもう少し短い距離の方があうのかもしれません。
さて、ここから本題。今週はデイリー杯2歳Sです。京都のマイル戦。以下、サンスポより
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京都では土曜日にデイリー杯2歳S(G2、芝1600メートル、13日)が行われる。野路菊S3着のキャプテントゥーレ(牡、栗東・森)は仏G1で2着があるエアトゥーレを母に持つ良血だ。徳江助手は「前走で控える競馬ができたのは収穫。坂路で51秒くらいの時計が出る馬だし能力は高いが、まだ子供じみて学ぶことが多い。1ハロン短縮でどういう結果になるかだが、今回の結果で今後の方向性が見えてくるだろう」と話した。
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ということで、厩舎側も距離短縮に含み持たせてますね。現時点では、そんなにキレがある訳では無いので、京都マイルで長めのスパートがかけれれば良いかなぁ。最後の最後で勝負根性というか、底力が見せれれば・・・現時点では大物と見ている人は、私含め少なそうですが、ここらで1発良血の力を見せ付ける条件は揃っている気がします。
いずれにせよ森厩舎ということで、短距離路線というのが確定したら、ガンガン使われそうで、POG的には良いことですね。指名していない人にとっては、おそろしや。