フローテーション(2007/12/21)
父 スペシャルウィーク
母 ダイイチフローネ(母の父 リアルシャダイ)
橋口弘次郎厩舎
2戦2勝 萩S勝ち
2歳戦絶好調の橋口厩舎の現時点での牡馬1番手でしょうか。血統的にはスティンガーやサイレントハピネスの甥にあたります。母はリアルシャダイ産駒の4勝馬。
全兄のダイイチアトムが16戦4勝 2着4回と堅実な馬なのですが、いかんせん怪我が原因で順調さを欠いていますね。新馬戦では、今週の有馬記念に登場のレゴラスにも勝っている(凄いのかどうかはおいといてw)のですが、、、、
兄は晩年の伊藤雄ニ厩舎ということで、いかにもイトユウ的な成績になってますね。今は手塚厩舎です。
馬主は復活を遂げたハイヤーゲームの臼田浩義。というか、本馬の父 スペシャルウィークの馬主だった臼田浩義さんですね。久しぶりの大物輩出といくでしょうかね。
馬体は母父リアルシャダイ、父スペシャルと大きくなりがちな血統構成にしては、なんとか収まった500キロって感じで、こちらも好感が持てますね。フォームからも柔らかさを感じるので、しっかりと身が入れば、大物感が出てくるでしょうね。
さて、新馬戦は単勝180円の人気に応えて先行して差しきり勝ち。超スローからのあがり勝負で、タイムは遅かったですが、器用な印象を受けました。続く萩Sはやや早めのペースで逃げたダンツキッスイをきっちり差しきっての勝利。1戦目で感じた器用さを2戦目で確信した感じです。ただ2戦目の内容については、4コーナーの手応えにしては、ダンツキッスイに粘られましたね。あの辺りが、改善されないとクラシックの中心には、まだ厳しいでしょうね。
ただ、タイムは5秒短縮と一気につめて来ました。京都1800mを1分47秒台は上々。今週予定のラジオNIKKEI賞では1番人気の見込みです(管理人予想)
例年に比べれば薄いメンツのラジオNIKKEIでしょうから、POの方々にとってはあっさり通過と、なってほしいもんですな。相手は朝日杯が余計だったサブジェクトやダノンイサオくらいでしょうか。
今週は萩Sから間隔を空けた分の成長を見極めたいと思います。間隔をあけた分については、オリエンタルロックも注目したいですね。こちらはPOG指名の厳しい馬なので、牡馬の有力馬が居ない人の希望の星となる存在かもしれませんw
有馬記念以上に楽しみな今週末の2歳戦ですね。