モンテクリスエス(2008/02/26)
父 シンボリクリスエス
母 ケイウーマン
松田国英厩舎
3戦1勝
今週、すみれSとアーリントンCに登録しているモンテクリスエスです。今年の3歳世代はマツクニさんも自信が無いらしく「ブラックシェル、モンテクリスエス、ココシュニック」くらいだと、以前スポニチの取材記事でみたことがあるんですが、その1頭のモンテクリスエス君。
ちなみにここ5,6年でちらほら見かけるモンテの冠名ってなんだろうと思って調べてみたら、以前はヤシマソブリン、ヤシマジャパンなど、【ヤシマ】の冠名の馬主さんだったんですね。毛利喜昭さん。しかも元々は【モンテ】で、途中【ヤシマ】を使っていて、今は【モンテ】に戻ったそうな。
【モンテ】ってなんだろう?と思ってGoogle検索とか良い子はしてはいけません。
さて、母ケイウーマンは京都4歳特別(G3)の勝ち馬。今でいうところの京都新聞杯ですね。今ではダービートライアル的な位置付けのこのレースを勝っておきながら、次走がNZT4歳Sなのです。なぜかというと母は父ラストタイクーンのマル外だったから・・・
悲しい話ですねぇ。2003年に外国馬枠が設けられるまでってほんの5年前の話ですよ、開放されたのが。。。
ま、そんな母の不運はおいといて、ケイウーマンの仔たちの話をすると、半姉に父サンデーサイレンスのマチカネキララ、4勝馬で父トニービンのトニーディアマンテが居ますね。あとは父ブライアンズタイムの2勝馬のピサノシェンロン。ですね。いずれもPOG期間に1勝あげてます。ま、いずれも1勝だけですけど。
父系がロベルト系のピサノシェンロンは5/8が同じ血統構成ですかね。兄は芝を試すも完全なダート馬なのですが、こちらは今のところ調教師的には芝路線の模様。今週はどちらか知りませんが、母や兄弟の距離適正をみるに、アーリントンCの方が力は出せそうですね。阪神開幕週で、意外と前残りの多い外回りマイルですから、先行力のあるシンクリは良いかもしれません。強力な同型にポルトフィーノが居て、あちらは2kg軽いというのは中々辛いかもしれませんが、人気薄なら、1発狙ってみたいですね。
ちなみに余談ですが、先日のダート変更京都1900m戦のタイムは2着ながらも秀逸ですよ。1800m換算で、1分54秒を切るくらいのタイムですからね。シンクリは距離短縮が良いと私は思ってるので最終的には短距離ダートになるなじゃないかなぁ?と思わせる1頭。
いずれにせよアーリントン、すみれSはクラシックに行きたいけど、トライアルはちょっと。。。という馬が大挙しているので、混戦を楽しめそうですね。ポルトフィーノは引き続き過剰人気だろうし。
マツクニ厩舎の調教大将の本番を少し期待してみたいと思います。ちなみに管理人は馬券的にはディープスカイを狙いたいと思います。わしょーい。