福寿草特別回顧
1月6日に京都2000mで行われた福寿草特別を軽く回顧。
結果はご存知の通り、ブラックシェルが直線一気で快勝。2着にキングスエンブレム、3着がファリダットでした。事前の予想ではファリダットの未知な大器にかけてみたのですが、今回は駄目でしたね。
個別に簡単に書きます。
ブラックシェル・・・先日、後方一気か早め先頭じゃないと頭は厳しいと書きましたが、その通りの素晴らしい追い込み。内枠でロス無く競馬したとは言え、いい内容ですね。最後に2頭の間を割った経験も後々に生きる気がします。ただ、現状ではG1には足りない感じ。皐月賞を本番と考えるならトライアルは中山をもう一度走らせたほうが良いと思います。たとえ負けるにしてもね。賞金を確実に上積みするならきさらぎ賞でしょうか。
キングスエンブレム・・・現状であれ以上の結果を目指すのは酷な感じ。京都ではブラックシェル相手は無理か。ファリダットをあっさりと交わすあたりは、良血の底力を感じる。もう少しロングスパート気味の方が目は出そうだが、レース選択は難しい。レース展開によるが、不器用でもじわりと伸びれば勝負になる東京を試すのも1手か?ただ、その場合はいきなりG1出走分の賞金が稼げるオープンのほうがいいな。つまり共同通信杯か。
ファリダット・・・4コーナーまでの手応えは抜群。最後は外外を回った分と、過剰な1番人気で早めに動かざるを得なかった分か。距離を見切るには早いと思うが、あまりにあっさりとキングスエンブレムに交わされた点はいただけない。新馬戦が評価の難しいレースだっただけに、駄馬ではない証明にはなったかもしれん。次も2000を選択するくらいの気合が欲しい所。ここで距離短縮すると、クラシックにはかえって遠回り。NHKマイルCにはその次からでも間に合う。短縮するなら最初からシンザン記念でておけい。と言いたい。さーどうなるか注目。
おまけ:マーブルファイブ・・・1400だと、ついて行けなくて、直線のみになるので、1800のペースなら前目に付けれるか?と期待したが、気のせいだった。やっぱり後方から。。。馬じゃなくて、渡辺薫彦の方にも原因があるのかも?次も中距離なら再度狙いたい。あくまでも馬券的観点だが。
※この馬、アラムシャー産駒の中央初勝利馬ですね。マニアックだ。