きさらぎ賞回顧
勝ち馬がレインボーペガサスですか。デビュー前にアンカツが手応えを掴んでたけど、芝では勝ちきらず、ダート路線で成績向上!な馬だと思ってたんですが、調教師や馬主は芝路線諦めてなかったんですね。完全にノーマークでした。
個人的にはこういったレース内の上がり3Fが常に上位な馬は展開次第で1発があるので、穴として大好きなんですがねぇ。
さてレース自体はブラックシェルが軽い出遅れから最後方追走、ダイシンプランがその前、ヤマニンキングリー後方3番手とレッツゴーキリシマ以外の人気馬はほぼ後方からの競馬。前半1000mは60.8秒。
4コーナーで上手く馬群を捌いた馬と、捌けなかった後方2頭の差がモロに出ましたね。だって15頭だし、今の京都はあがり3Fがレース内で差が出ないので、福寿草のようにはいきませんよね。位置取り重要。そういう意味では、スタートで後手踏んだ時点でブラックシェルは無かったですね。
一部では、スローでブラックシェルが届かなかったと言われてるようですが、たいした先行馬が居ないレースだし、メジロガストンがペース作ったらこんなもんでしょう。結局ヤマニンキングリーやダイシンプランは交わせてないわけで、混戦を突き抜けるほどの状態じゃなかったんでしょうね。太すぎたし。豊というよりマツクニを問題視したほうが良さそう、元々トライアル直行でもいいくらいなんだし。余計な1戦となった予感満点だ。
次はどこ使うんですかね。地味にすでに5戦も消化。このままだと皐月賞に出れないので当然トライアルになるんでしょうけど、若葉Sあたりですかね?阪神内回りというのがちょっと気になりますが、中山よりは良いでしょう。
きさらぎ賞組では勝ち馬は当然ながら、3着のヤマニンキングリー、4着のレッツゴーキリシマは良い内容に感じました。
ヤマニンキングリーは+16kgでしたが成長とみていいんでしょうね。朝日杯は枠順に泣きましたが、黄菊賞でトールポピーを差しきった脚は本物なんでしょうね。次に期待です。って次は若葉Sだそうな。河内厩舎はPOGでもじわじわ注目度Upです。
レッツゴーキリシマは追い込み勢はともかく、スマイルジャックの追撃は耐えて欲しかったですね。でも、折り合いもギリギリついていたので2000mもこなしそうだし、中山2000なら枠順もあまり関係なく前目につけれるだろうから皐月賞路線歩むなら忘れてはいけないんだろうなと思いました。
スマイルジャックは東スポ組の強さを見せた感じですが、位置取りがスムーズに競馬できた馬としてはやや物足りないか。TV上は見えてないけど、馬の気性的にはかかってるんですかね?もうひと伸び欲しい。上記2頭よりは割引か?皐月賞を考えたら、今回よりはパフォーマンスが落ちそうです。
ダイシンプランはどうなんですかね。父タイキシャトルとい事から強制的にマイル路線に変更を余儀なくされそうですが、なんとなくファリダットと似たような境遇になりつつある。馬が本格化したらスプリント路線なのかもなぁ。ちょっと期待はずれ。。。
アルカザンはこんなもんでしょ。私は京都2歳S組を全く重要視していないので。